msn三太郎の釣り日記

本命釣れないリハ療法士3人組の北海道釣り日記

食事と睡眠の法則①

コロナウィルスが蔓延する中、皆さんはどうお過ごしだろうか?

筆者は相も変わらずコロナウィルスに怯えながら日常生活を送っている。

テレビを着けると尽きないコロナウィルスのニュース。いいかげんにして欲しい、いつになったら自粛生活が終わるのかと日々思う方も多いだろう。こんな時だからこそ考えて欲しいのが自分の、家族の健康についてだ。過去のブログでも少し触れたが日々の健康管理が免疫力を高め、体調を崩しづらい身体作りに繋がる。健康管理と言っても、運動や趣味活動を通したストレス発散など様々な方法があると思うが、今回は食事睡眠について触れていこうと思う。

 

食事とは人々にとって多角的な活動であると言える。

人によっては、お腹が空いたから食べるといった単純な生命維持の意味合いの方もいるだろう。

しかし本来食事とは、「美味しい物が食べたい」「あそこのラーメンが美味しい」「お刺身を食べながらお酒を飲みたい」「食べると嫌なことを忘れて幸せになれる」「友人や家族と語り合いながら食事するのが楽しい」などただ食べるだけではなく食べる以外の行為や嗜好も含めて食事と言える。そのため食事とは色々な目的があり、目的によっては全く違った意味を持つ活動と言える。

 

では人はどの様に食を捉えているのか?

人には5感、それぞれ視覚・味覚・嗅覚・触覚・聴覚という感覚が存在しており、人は5感で食を味わう事が出来る。

味覚・嗅覚は食事に結びつけやすく重要視されやすいと思うが筆者は残りの感覚、特に視覚に注目してもらいたいと思う。少し医学的にはなるが、視覚は嗅覚の次の食事の先行期とされている。先行期とは食事を食べる前の準備段階であり、唾液の分泌を促進させる重要な段階である。

食事介助の際、あまり口を開いてくれない方に対して嗅覚と視覚を意識させるよう介助することで驚くほどスムーズに食べられるようになる人が居る。それ程視覚は重要だと言える。

では具体的にどのように視覚を意識させると良いか。

皆さんも一度は外食をした際に料理の写真を撮ったことがあるのではないだろうか?それは何故か?盛り付けが華やかであったり、見た目がオシャレであった、はたまた珍しい食べ物やとても美味しそう、最近ではインスタ映えしそうなど様々な理由で写真を撮ったのではないだろうか。

それは目で、細かく言うと視覚で料理を楽しんでいるからと言えるのではないだろうか。

そういった楽しむ、もしくは楽しんだ過去の気持ちや経験が介助される方にも必ずあるはずだ。そこにアプローチしていくと心も口も開いてくれる可能性が高い。

なので「料理に色合いの良い物を入れてみる」「少し素敵に盛り付けてみる」など些細な変化や工夫を盛り込むだけでも一段上の食事になり、食べる側の受け入れも良くなるのではないだろうか。さらに介助する側のアプローチ方法として、相手に料理をしっかり目で見て知覚してもらう。さらに言うと知覚した感覚を脳で認識してもらう事で過去の記憶や経験と結びつける事ができる。また、目で食べ物を追っているか、注意は食べ物に向いているか、相手の受け入れ態勢が整っているかなど見てみるのも良いだろう。しっかりと注意が向き、認識してもらうことで介助がよりスムーズになると思う。

 

次回摂取してもらいたい栄養素について記載していこうと思う。