筋トレ式釣行準備とカロリーの法則
皆さんは釣行の際、ゲームベストを着用してますか?
様々な場所で行える釣り、時には足場が濡れていたりしてヒヤッとした事がある人もいるのではないでしょうか?
筆者も安全対策のため、ライフジャケットではないがゲームベストを購入し、釣行をするようにしている。
ゲームベストはルアーボックス用のポケットやドリンクホルダーなど色々な機能がありとても便利だなと思う反面、それらを最大限に活用した場合とても重い。キャストの回数が増えていくにつれ、身体に掛かる負担も計り知れない。
筆者はそこまで貧弱な身体ではないと自負していたが、重くて釣りを楽しむなんてとてもじゃないができなかった。
ポケットに詰め込みすぎたというのもあるだろうが、純粋に悔しかった。
なので釣りを長時間楽しむため、ゲームベストを苦に思わない筋肉と体力をつけようと筋トレを始めよう、筋トレのためには食生活も変えていかなければと思った。
なので今回は筋トレの視点からのカロリーについて書いていこうと思う。
人が摂取する食べ物は大きく分類すると炭水化物、たんぱく質、脂質の3つに分類する事ができる。これを三大栄養素と言う。
それぞれ1g辺り炭水化物とたんぱく質は4kcal、脂質は9kcalとなる。
ではどれをどれだけ摂取したら良いかはその人の基礎代謝と消費カロリーの計算が必要となる。
基礎代謝は、
男性: 13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362
女性: 9.247×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593
計算のめんどくさい方はこちら
上記計算でおおよそのkcalを出すことができる。基礎代謝は生きていく上で必要なカロリーであり、基礎代謝を下回ってカロリーを摂取してしまうと病的な体重減少、体調不良、病気となりやすくなる。
消費カロリーは、
先程の基礎代謝に日常生活強度をかけると消費カロリー値が出る。
日常生活強度は①1.50で業務上座っていることが多い。②1.75で座ることもあるが立つこともある。③2.00ほぼ立っていることが多い。となる。
消費カロリーを上回らなければ、痩せていく事ができる。
一方脂肪は1kg7200kcal/1ヶ月となっている。そのため、2kg落とすには14400kcalとなり、それを30日で割る事で一日の減らすkcalが出る。
1日辺り480kcal減らす事で2kg落とす事ができる。筆者は1日辺りの消費カロリーは約2300kcalなので480kcalを引いた1820kcalが1日の摂取カロリーとなる。
では1820kcalを例に割合について書いていく。
筋肉量を増加させたい人は体重×2gのたんぱく質が必要。
必要なたんぱく質が130gならたんぱく質のkcalは1gあたり4kcalなので520kcalはたんぱく質で摂取する。
脂質は少ないに越した事はないが、20g程度はエネルギーとして必要とされているので1g辺り9kcalなので180kcalは脂質から摂取する。
たんぱく質と脂質を抜いた残りの1120kcalを炭水化物で摂取することで目標の摂取カロリーとなる。
この方法で筆者は68kgから63kgまで体重を落とす事ができた。
ここで注意して欲しいことは、体重を落とす=ランニングいわゆる有酸素運動をイメージしがちだが、ランニングはあまりお勧めしない。
ランニングを継続することで燃費の良い身体が作られ、少量のカロリーだけで身体を動かせるようになる。つまり基礎代謝率が低下し、体重が落ちにくい身体となってしまいやすいからだ。
これらを守って身体を鍛えていくことで身体を引き締めて釣行の負担に耐えられる強靭で魅力溢れる細マッチョを目指す事ができる。
今釣行に行ったら少しはゲームベストが軽く感じるのだろうか、、笑
釣行できる時を心から待ち望むばかりだ。