msn三太郎の釣り日記

本命釣れないリハ療法士3人組の北海道釣り日記

第28回日本慢性期医療学会がWEB開催!!?

なんともびっくりなニュースでしたね!

私たち医療職は9月から12月にかけて学会シーズンに入ります。

(なぜこの時期なのかはよくわからない、知ってる方居たら教えてください。全国学会にもなれば台風で発表者が来れなかったなど、よく聞くのでこの時期じゃない方がいいのではないかと個人的に思ってました。)

 

私たち医療職は目の前の患者さんのため、日々研鑽しなければならないという義務があります。

また、医療の発展のために研究をしていかなければならないという義務があります。

 

我々のような職業が行う研究は皆さんが想像するような液体を火にかけて、成分を抽出するとかそんな研究ではありません。笑

 

その研鑽、研究の成果を発表する場として学術大会、略して〝学会〝があるのですが、他の協会主催の研修会、学会が新型コロナウィルスの影響で今年の開催は延期・中止などと言われているものが多い中、

日本慢性期医療協会、通称〝日慢協〝がやってくれました!

2020年12月2.3日に埼玉県大宮ソニックシティで開催予定だった

第28回日本慢性期医療学会が

web開催にします!

と発表がありました。

他の協会では過去に例があるのかな?私は聞いたことがありませんでした!

ただそうなると沢山の疑問が出てきます。

発表者と質問者、座長とやり取り方法は?

学会発表では通常、成果の発表者、5〜7演題の進行をする座長、発表後に質問のできる傍聴者で成り立ちます。通常の学会では発表後に用意されてあるマイクでオーディエンスが質問、発表者が解答、オーディエンスからの質問が無ければ座長から質問があります。この一連のやり取りはどうなってしまうのか今後の協会の発表を待ちましょう。

 

参加費はどうなるの?

通常の学会ですと1万円から2万円の参加費が徴収されます。

内訳は運営費、特別公演の依頼料、施設使用料などが掛かります。

全国規模の学会では3日間行われるのが多いかと思います。横浜でしたらパシフィコ横浜や新潟では朱鷺メッセ、札幌ではコンベンションセンターなどその地域の大きなホールなどその施設の大会議室、大ホール、中ホールなど殆どの部屋を3日間貸し切ります。そうなると賃料だけでも相当な費用になると思います。それが今回は一切掛からない(正確には今年はキャンセル料がかかるのかな?)ので参加費は安くなるのかな?分かり次第、追記します。

 

ネットワーク環境はどうなるの?

全国規模の学会となれば参加者は余裕で3000人くらいになります。しかも今回はWeb開催なので飛行機代、宿泊費が掛からないなら参加しようかなーという方も増えるかと思います。そうなるとサーバーダウンや通信速度の問題が出てくるかと思います。どんな風になるのか楽しみです。

・やっぱり流行りのzoom使うの?

昨今のコロナウィルスでオンライン会議が主流になりつつあります。ニュースでもよく耳にすることも多くなったzoom。

しかしこのzoomも無料版は40人まで。

有料版だと3段階ありプロ、ビジネス、企業とあります。それぞれ100人、300人、1000人まで同時に会議を行えますのでもしzoomを使うのなら有料プランは必須ですね。

 

などなど新しい方法で行うのでたくさんの疑問がありますが公式の発表を待ちましょう。

特に発表予定の方、座長をお願いされている方、運営に関わって頂いている先生方には敬意を表します。この方法が確立すればより良い学会になっていくかと思いますので、遠くからではありますが成功を祈っております。